『岳物語』椎名誠(集英社文庫)

2016年5月再読。

筆者の長男・岳がちょうど息子と同じ年代の為、筆者の親としての気持ちに共感する部分が多く、高校時代に読んだときは違う印象を受けた。筆者のように、あまり口を出さないながらも温かい目を持つということがなかなかできず、子育てについて少々考えさせられる。

筆者にように、子どもをできるだけ自然に触れさせて伸び伸びと育てること、長男が小学校5年生となった今からでも遅くないからもっと取り組もうと思った。まずは釣りに行こう。

岳は、1980年代の小学生ということで、実は私と同じ年代だったんだと気付き、自身との育つ環境の違いも感じて、その面でも面白く読んだ。

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