ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン会長 火浦俊彦氏
(日本経済新聞「私見卓見」2016年5月13日朝刊27面)
企業価値を向上させ続ける会社には、「創業者目線(ファウンダーズ・メンタリティー」
という共通した経営スタイルがあり、「革新志向、オーナーマインド、現場へのこだわりという三つの要素が見て取れる」とのこと。
これらの要素を持つ企業は、「継続的に平均的企業の3倍のリターンをあげている」。
このような企業の経営陣に取って成長を阻害する要素は、「成長機会の欠如」ではなく、『「組織の複雑性」「フォーカス不足」などの社内要因』らしい。
外部環境を言い訳にせず、顧客ニーズの把握や対応に心血を注いで対応し続ける。そんな創業者目線を持ち続けることが、企業と自分自身を成長させ続けるために必要なのだと思う。
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